我が家の値下げ交渉の熾烈なバトル?
購入申込書の希望金額が、まんまと970万円だったわけですが、さあどうなった?ということですね。
不動産会社の担当さんが先方との交渉もしているのですが、これは当事者同士で喧々諤々になる問題ではないと安心していたんですよね。
恐らく不動産屋同士で直接対決をして後ろに私たちがいるという構図だと思っていました。
ところが、ですよ?
あの「お父様」が私が仕事に行っている間に訪ねてきたと妻が言うんです。
それも、商品券を持ってきて「なんとか値下げをお願いします」って言いに来たみたいなんですよ。
ちょっとアンフェアじゃないですかね?
会社に電話が来ましたので、妻には「受け取らないでお帰りいただくように」と伝えて、不動産会社に慌てて電話をしました。
担当さんも、電話口で唖然としているのがわかり、慌てて「すぐに先方の不動産会社に連絡します。商品券って受け取っていませんよね!?」とバタバタですよ。
実は、後になってわかりましたけど、先方の不動産会社でも把握していなかったようですし、購入希望のご夫婦も全く知らないハプニングだったんですね。
間に不動産会社を通してのお詫びの連絡が来て、しばらくたってから、こちらの担当さんから電話が来ました。
「○○さん(私)、先方から希望購入価格の連絡が来まして、1,010万円まではギリギリ出せるのですがと言ってきています。事情をお話しますと、ご夫婦としては親御さんの行動に対してのお詫びも込めていますし、やはりどうしてもこちらのお宅を希望しているということなんです。どうなさいますか?」ということですね。
何だか、急に訪問されたのは本当に腹立たしかったんですけど、こんな結果になってきてしまうと可笑しいやら呆れてしまうやら。
でも、やっぱりあのご夫婦なら住んで欲しいかな?っていう気持ちはまだあったので、妻にも確認してから、その額でお願いすることにしました。
熾烈な価格交渉になると覚悟していたので、あっけない幕引きには驚きました。
直接応対した妻には気の毒ですけど、あの「お父様」が良くも悪くも活躍してしまった感じですね。
こちらとしては感謝の気持になっちゃいますよ。
最初に購入申込書に書いてあった970万円から、なんと40万円のアップが出来ました。希望額は1,210万円でしたから200万円のダウンですけど、きっとこういうものなんでしょうね。
こうなってしまうと下がったというよりは上がったという印象になるので、不思議なんですけど、一段落した感じですよ。